健人くん ああ健人くん 健人くん と経鼻内視鏡体験記

サマリー終わってから心も体も絶賛病みまくりなのですが、ちょっと気持ちの整理が出来てきたので、残しておきます。懐古厨が出現しています。

ていうか人のヲタスタンスとかどうでもいいですよね…。
ということで少しでも誰かのお役に立てるエントリになるよう、経鼻内視鏡の体験記も後半に入れてみました。


 
ここ数日、元太くんへの担降りを考えていました。というか、一瞬、降りるって言っちゃいました。夜中にぺろっと担降りしますーとかいうもんじゃないです夜中の自分の発言に責任を持つということは次の日の朝の目覚めの悪さを生みます…。


バカレアサマリーを見ながらずっと、BIだった頃の健人くんのことを考えていました。

旧ひぷほが集合したときに去年のサマリーを思い出し、芋づる式に去年の健人くんの姿が思い浮かんだり。「今すぐに」が始まったときはもう、健人くんを好きになり始めて毎日毎日BIの映像を繰り返し見てた頃のことを思い出したり。

そして、その時間がもう二度と戻らない当たり前のことにすごく悲しくなってしまいました。

書いてて笑えてくるけど我ながら病みすぎている!時間はどんどん流れていくものだから、過去が戻らないなんて当たり前でしょうが。ジュニアの頃から健人くんのことを見ていたとはいえど私が見てたジュニアだった健人くんなんてたかだか1年くらいだから懐古するにもおこがましい。病みたがり懐古厨乙乙^^って自分でも思った。

なんでこんなに昔のことを思い返す作業を執拗にしてしまうか。うすうす気づいてて見ない振りしてたけど、今日はっきりとその理由を受け止めました。

BIだった頃の健人くんとSexy Zoneの健人くんが自分の中で地続きにならない。

健人くんは変わらない。ただ年齢とともに経験をつんでアイドルとしてバージョンアップし続けるだけなのに、自分の目が、健人くんをBIとセクゾンで切断してとらえてるのです。セクゾンになってから健人くんの情報量が圧倒的に増えたことが、たぶん捉える見方が変わってしまった一因になっていると思います。

そこで元太くんなのですが、バカレアサマリーで見た元太くんはそれはそれは輝いて見えました。顔がきれいで、ダンスがかっこよくて、ファンサも全力で丁寧。完璧!全力で真面目な姿勢が大好きだなと思いました。たとえステージのはじっこにいてスポットライトが当たっていなくても、その姿を見守ってるだけで幸せだなって思いました。と同時に、これは2010サマリーで初めて健人くんを見たときの気持ちに似ているなと思いました。

元太くんに降りたい理由は、たぶん2010年のサマリーの健人くんに味わった、バックにいるかわいい子を愛でるあの気持ちをもう一度、そしてあのときよりも濃く味わいたいと思ったからなんだと思いました。

でもそれっておかしい話なんですよね…だってジュニアの頃の健人くんにあれだけ「早くデビューして!ステージの最前で踊って!」って強く願ったのに。今がその夢がひとつひとつ叶ってる最中。そう考えたら、やっぱり元太くんに降りるのは違うなと思いました。

まぁ道理としてもおかしいし、なんだかんだ冬コン始まったら同じステージにいると健人くんのほうに目がいくんだろうなと思うのです。コンサートごとにバージョンアップしていく健人くんを目で追うことが辞められません。ジュニア見たいのに、健人くん、邪魔!と思い始めたらそのときが本当の降り時。

BIの頃の「かわいいかわいいジュニア」だった健人くんと、Sexy Zoneの最年長として完全武装した健人くんは私の中で違う人なのかもしれない。だけど、そうだっていいじゃないと思えるようになりました。今の健人くんは、今の健人くんで、こんな最高に面白い人、目を離せない。

なによりですね…経鼻内視鏡前に緊張しすぎて最高に逃げ出したい気持ちを、落ち着かせてくれたのは健人くんの笑顔でした。元太くんの笑顔にあのときの私の心拍数と手の震えを落ち着かせることができるのか…?できるかもしれないけど健人くんほど強力じゃなかったでしょう。



------ここから経鼻内視鏡体験記-----------------------

(ぜんぜんジャニーズと関係なくなってきたけど、こういうのいざ受けるとなると人のブログ記事がとってもイメトレになるので、書いておこうと思いました。以下興味なければスルーしてください)


9年前に口から入れた内視鏡のツラさが、人生で一番やりたくないことのベスト1位になってしまっていた私は、検査2日前からありありと内視鏡の辛さを思い出しては緊張感で気持ち悪くなっていました。経鼻内視鏡をやるとはいえ、「鼻から入らなかったら口から入れますよ」「あなた、鼻通らないかもね」とお医者さんに言われてしまったため、9割口からの内視鏡を覚悟していたのです。

過去はより美しく、そしてより恐ろしく思えるものですから、いってみれば内視鏡ハイパー懐古厨です。当日病院にいくと、もはや内視鏡どころの騒ぎでないほど得体のしれない恐怖に襲われて、手が震えます。胃の中の泡を消すための薬を飲まされるのですが、緊張感でそれすらちびちびとしか飲めません。

看護師さんに「あのう…こんなにびびってる人ってよくいます?」と聞いたら「いないですねぇ」と呆れ顔で言われました。あまりに消泡剤が飲めない私にシビレを切らした看護師さんが「もういいです、さ、もう大丈夫です」と紙コップを取り上げようとします。でも私はそこで意地が働いてしまい、「いや、もうちょっと頑張らせてください…」と飲み続けました。

少しだけ紙コップに中身を残したまま消泡剤終了。次に鼻にスプレー状の麻酔薬を入れられます。少しだけのどに流れてくるのでそれも飲み込むと、じんわりと麻酔が効いてきました。鼻腔からのどのあたりまで腫れたような感覚。スプレーは2回ありました。しかしスプレー2回でもまだ麻酔足りない気がするぞ…こんなんで大丈夫なのか…?とまだ恐怖に襲われていたら、今度はジェル状の麻酔薬を鼻から注入されました。

この麻酔を入れるときだけでもおっかなびっくりドキドキしながら受け入れている状態。ドロッとしたものが鼻から喉にまた垂れる。「これは飲み込むとむせる人もいるから気をつけてください」と言われたので、ビビりまくって喉の奥でとどめるように必死でした。

この時点で恐怖感MAXです。麻酔を行き渡らせるために首を上に向けた体勢でいなきゃいけないんだけど、喉になんか触れるだけでも嫌だからそれすらやりたくない。でもやらないと麻酔が行き渡らないから余計苦しくなる。気持ちを落ち着けるために、健人くんの画像を見ていました。

そんな麻酔の工程が15分くらいで終了。このときには鼻から喉の奥のほうまで麻酔がきいていて、すっごく腫れてるような感覚。うまく動かせなくて声も出ません。そして検査室に呼ばれます。

ベッドに横たえられて、鼻から内視鏡を挿入。幸運なことに、鼻からきちんと入りました。

で、経鼻内視鏡はどうだったかというと…9年前の経口内視鏡と、まったく地続きではなく!健人くんのようにまるで別モノでした!!!!いや、ジュニアの頃の健人くんとセクゾンの健人くんの別モノ感なんて経鼻内視鏡と経口内視鏡の差に比べたら微々たるもんでした。そのくらい違いました。

口からより鼻からのほうがずっと楽だったのです…。

鼻になんかすごいものが入ってるなーという感覚はあるけど、痛くなく。喉元をとおるときにお医者さんから「ハイ、のみこんでー」と言われて、勇気を出してごくんとやると喉元を通過していきました。喉元を通過するときの反射による苦しさがなかったのです。

もちろん、鼻から入ったものが喉を通って胃まで来ている感覚はあるので、それに対する「なんかこわい」という感覚だったり、胃に空気を送られたり、胃にたまった薬剤を吸い取られたりする不快感から早く終われーと思いましたが、もがき苦しむこともなく、ただただじっとしていました。

スローガンは、「サマリーは2時間、内視鏡は5分」。

そうして本当に5分程度、じっとしているうちに終わりました。結果は特に異常なし。終わったあとは半日くらい麻酔による喉からみぞおちにかけての不快感(やや喉が痛かったり、胸の奥でなんかつかえた感じがした)でご飯食べられなかったけど、その日の夜には治ってたかと思います。

全面的に楽な検査ではないかもしれないけど、慣れたらたぶん楽。ていうか人生で一番やりたくないものがひとつ消えた!この肩の荷が降りた感じ!プライスレス!!!


過去に感じたことは思い返せば何倍も強くなって返ってくるって、健人くんも内視鏡も同じだったね。9年前のあの頃の「内視鏡」なんてもう2012年の今なかった。「内視鏡」はバージョンアップしただけで懐古してたのは私だけだった。私は今を受け入れればいいだけだった。地球はぃつでも回ってる。そう教えてくれたのは、他でもないセクゾンなんだょ…。

という厨の気持ちをもって、経鼻内視鏡があんまり苦しくなかった体験記を締めたいと思います。要はこんなに看護師さんも呆れるほどのビビリでもできたので、迷われてる方は頑張ってください。