遅れてきた2012年アイドル楽曲大賞

アイドル楽曲大賞、ノミネートリスト見たら今年あんまりアイドルの曲聞いてないわ…と思って投票しなかったのですが、その後に改めていろいろ聴く機会があり、いいなーと思った曲がたくさんあったので今年の5曲を決めてみたいと思います。女の子アイドルの場合リリースしてからかなり経ってから聴くことが多くて、この曲いいな!と思っても今年の曲じゃないということがよくあります。だから楽曲を年末に振り返るということそのものが「今やっとかないと損!」という気がするのです。

今やっとかないと損!精神でつくった5曲のため、2012年といいつつ最近聴いた曲ばっかりなので私の2012年は2ヶ月くらいの軽さだったということですね。


No.1 ライムベリー「HEY! BROTHER」


潜在的に男性の妹萌えへの嫌悪感があるのか「ねーおにーちゃん×6、好きー!」というフレーズになんとなく聴かないでおいたライムベリー。やっと聴いてみたんですが、なにこれ家族愛っていうか近親相姦じゃん!私はお兄ちゃんでもなんでもないので、アイドルヲタのお兄ちゃんたちがかわいい女の子に近親相姦ごっこさせてるのか…しかもこんなかっこいい曲で脳天気に…と思いますます眉をひそめていたのですが。

でもさ、例えばジュニアの中3ズがそろって「お姉ちゃん、大好き」みたいな歌を歌って「すきー!」のところでコールアンドレスポンスしたら…って考えたらなにそれ超楽しいじゃん!とこの曲のすごさを理解しました。ああ中3の子たちでわちゃわちゃ集まっておねえちゃんだいすきソングを我々に向かって歌って欲しい。


No.2 ライムベリー「Ich liebe dich (HIKARU MIX)」

こっちもライムベリー。これも割とジュニアに置き換えながら聴いてたんだけど、「本当は私はただの普通の女の子 あなたの隣の席にいたような」っていうフレーズがぐっと刺さってきました。これはジュニアでも同じことがいえて、私がまぶしがってる中学生のジュニアの男の子たちはかつて私が同じクラスで過ごしてきた男の子たちと一緒なんだなと思うとアイドルヲタって何してるんだろうなと考えたわけです。


No.3 私立恵比寿中学「ほぼブラジル」


※この動画の中盤に入ってるみたいです

中学生の夏休みって学校のプール終わった後家帰って暇だったなーという感覚がものすごく思い出される曲だった。アイドルの曲ってアイドル本人のキャラクターが他人の手で増幅させられるところが好きなんだけど、この曲はエビ中のガチャガチャした教室感も、中学生特有のだらだらした夏の情景も全部きれいに増幅してくれるので好きです。


No.4 いずこねこ「rainy irony」

「辛いから前を向かない 夢も追いかけてないの」って歌って鼻声でごまかして「知ーらない」で終わるところのネコ感かわいいなーと思います。そういう突き放した態度の歌詞と、サビでふっと浮き上がってエモくなる感じが、プラっぽい。


No.5 LinQ「Shining Star」

現場で聴いたのLinQだけ。だから2012年は2ヶ月しかなかったんや…。

今年一番現場行った女の子のアイドルがLinQでした。とはいえほんの数回しか行ってないけど。この曲で見せる総長の逞しいコールアンドレスポンスが、LinQの魅力をぎゅっと凝縮している気がします。ほんのり体育会系な感じ。そしてこの曲になると出てくる岸まゆのドヤ顔が好きで好きで、岸まゆが女の子のアイドルで一番推せる!っていう感情が強いです。