少年たちと菊池くんについて

少年たち見てきましたー。

少年たち見たのは初めてでした。ジャニーさんの欲望に付き合わされる約2時間半。ぶっちゃけお芝居のシナリオはよく理解できず、兄弟愛と少年たちの乱闘と裸がえんえんと繰り返される、フェティッシュといってもいいその内容にたまについていけず、まだまだジャニヲタとして研鑽が足りねぇなと思った次第です。



■覚書のような感想

・塚田さんの体操選手のような体のこなし方がきれいでみとれてた。塚田さんに限らずえびじはやっぱり舞台用に洗練されていてすごい。

・あきとは本当に歌もダンスもお芝居もキャラクターがしっかり出てて全部完成されてるなぁと思いました。

・シゲはかわいいですね。なんかシゲ見てるとhyde思い出すんですよね。顔の系統が似てる気がする。顔が童顔なんだけど年齢相応の風合いが表情に滲み出るアンバランスな感じ。

車いすに乗って登場してきたふみきゅんの髪の毛が私の中のふみきゅん像とかなり違っていて、びっくりするくらいイケメンだなぁと思いドキドキしていました。今までふみきゅんにドキドキしたことなかったんですけど…。


■菊池くんについて

最初に歌いながら登場したときに、歌声があまりにきれいで、姿かたちから風磨だとわかってはいたけど「いや、こんなきれいな声出せる高校生なんていないはず…」とか自分で一瞬疑ってしまった。まさかまさかこの歌声風磨…?いやそんな…と思った矢先にいつもの殴りたいアヒル口が出てきて「きゃあああああああ」って心の中で絶叫。


そして後半のレビュー部分でふみきゅんのアンダーボーイをやったり、さなのんのセンターでWith you歌ったりする風磨くんを観ていて思いました。やっぱりこの子面白い。F列センター近くと、なかなか良席だったのでWith you歌うふまをいい距離で凝視できたのですが笑いがこらえきれなくて、もしもふまに顔がみえていたのなら、こんなに失礼な客はいないと思いながらも笑ってしまいました。

単純に動きとか見せる表情が笑えるってのもあるんです。えびの4人に比べたら変な癖がある動きで、ちょこまかと細かい動きが多い。真剣になればなるほど口元に力が入ってる気がするし。ふまのキメ顔、キメ動きは面白い。でもそういう面白いふまがなんで生まれるかっていうと、自分をかっこよく見せようとする意地がものすごいんだと思うんですよ。

ふまのキメ顔、キメの動きは全部昭和のにおいがするんだよ。…いや私も昭和は5年間くらいしか生きてないのでもっと自分に引きつけて形容するならば、90年代末に雨後の筍みたいにいっぱい出てきたビジュアル系の男の子たちのような匂いがするんだよ…ガチなカッコつけ方。今で言うならそれを再現するのはDAIGOです。DAIGOのキメポーズはもはやネタでしかない。でもきくちくんという高校2年生は2011年現在でネタにしかならないカッコつけ方を精一杯やってる。お父さんの影響とかもあるのかもしれないけど。

たぶん、ふまは本当にかっこよくなる。すでに歌声はもう疑うほどにかっこよいのだから、このまま、このカッコつける意地は持ち続けたままでかっこよくなったらとんでもないことになるなあって考えてました。そういう意味でも笑いが止まらなかったんです。

そして単独のwith youを見て、ちょっと安心した。この人のとなりはやっぱまだ健人がいなきゃだめなんだなぁと。(ふまたんが一人で完成されてたらどうしようと思ってた痛いふまけん厨)ふまのいいところ、笑いたくなるようなガチのかっこよさは、健人は全然持ってない。だけどWith youには、風磨がまったく持ってない健人のキラキラアイドルオーラが必要なんだなぁと思いました。

まぁいつかふまだけでふまけんの歌うたっても違和感ない日が来るんだろうけど…。いやそのくらいにはなって欲しいですきくちくん。