コンビ萌えと腐女子萌えの境界線はどこに?

あることで「わたし腐女子じゃないけど…勘違いしないで、コンビ萌えだから!」的なモノ言いが多く見られたので、はー、そんな線引きがあったのか!とびっくりしました。

コンビ萌えと、腐女子のソレ(カプ萌えとでも書いておく)はどう違うのか。

ということについてだらだらと書いてみましたがこれはこんなところで書いていいものなんだろうか。
何かきたら消しときます。とりあえずは書いてみます。



わたしは男の子ふたりがふたりであること自体に萌える(ときにはそれが3人以上のグループでもいい)ことをすべてまるっと「腐女子的な発想」だととらえていたのですが、どうやらそれは「コンビ萌え」と腐女子の「カプ萌え」でどこかに線引きがあり、コンビ萌えは表沙汰にされても大丈夫だが、腐女子のカプ萌えは表に出しちゃいけないものだ、というのがルールらしい。

じゃあその線引きがどこにあるのか、というと朧気ながら意識できるのは、萌えている対象の男子たちの関係に性的な匂いがあるかどうか?というところなのかな、と想う。(または入り組んだ妄想が働いてしまうと腐女子的な、忌み嫌われる発想に分類されるよう)

ということで、今まで見聞きしてきた、または実際に理解した萌えがこのどっちにあたるのか、なんかちまちま整理してみたくなった。どっちにあたるというか、「表沙汰にして良いか」「IDとPASSかけて発言しろよ」みたいなことなのか、という区別。


・AとBはステージ上では息のあった演奏を見せるが、プライベートでは話が噛み合わず好みも反対で、お互いのことに興味がない
→これは本人の意識していない部分でAとBはベストの二人組で、だからこそ素晴らしい演奏が期待できるという関係のはかなさみたいなところがたいそうもえる。はい妄想乙だね。だけど性的ではないからセーフ?

・女装したAはとてもかわいくて、Bの隣に立つと美男美女カップルみたいでふたりがかわいい
→男女の関係にうつしているので、そう思うと性的な関係なとらえられなくもないけど、そこまでは望んでいないとすれば、これはコンビ萌えかな?うーん…。

・AはBの世話をよく焼く。まるでお母さんと息子のようだ。
→これもまぁ親子関係になぞらえているから性的なにおいがまったくせず。コンビ萌えかな。

・AとBは唯一無二の二人組。彼らには第一線をしりぞいても二人でいて欲しい。例えばAがオジサンになってダンス教室をひらいているところの上の階で、Bはギター教室をやっている。お互いがそこで教室をやっているとは知らずに、それぞれの日常を送る二人。
→妄想がゆきすぎちゃってキモさ満載ですがこれはとある「私腐女子じゃないけど…」と言っていた友人が妄想していた二人の未来。アウトにしたいけど、性的じゃないからOKか。

・AがBの肩に頭をもたせている写真がかわいい
→写真がかわいい、と言っているだけなので完全コンビ萌えでしょう。

・AがなにかにつけてBにいじわるするけど、ふとした瞬間にBに対して「すき」みたいな素振りを見せる。なにあのツンデレ感!
→よく見るいちゃいちゃ感ですね。なんか完全に恋人っぽい関係なんだけど、これはこれでコンビ萌えとして位置づけてアリなのかね…?若干アウトなのでは、とも思う。

・Aは体をはったボケをして、Bはしゃべりが得意。二人がお互いを補完しあっているから最高の番組ができる
→これもよくある萌えですが、これくらいは表立って話してもいい気がする。

・AとBがキスした!もえる!
→ありがちだ…もえる!から先のアナザーストーリーを妄想しだすとアウトだけど、キスくらいできゃーっていうのはアリだと想う。でもその力加減て難しい。ギリアウトじゃないか、とも思う。

・AがBの深夜の行動について言及。なんでそんなこと知ってんだよ、毎晩一緒にいるのかよ!そうかそうか毎晩そんなに…
→完全アウトだよなぁ。

・AとBのイントロの演奏の息がぴったりあったのできっとあいつら何かあったな…
→はいアウトー!

・AとBは敵同士。Aは「おれはBを倒すためにこのよに生まれてきた」と思っている。
→これは腐女子思考の定石のような話ですが、ライバル関係それ自体に萌えているのであればセーフかな?でもこのひねくれ感アウト?


いろいろ出してみたところ、関係性それ自体のことが好き、というケースならOKだが、その関係性が深まって性的な関係に陥るところまでを妄想してしまうとアウトなんじゃないかと。ってそれは前置きと変わんないんだけど。ただ、こう考えると「AとBがいちゃいちゃしてるのが萌えるー」、という言い方からその人の中でどこまで思考が広がっているかは誰もわからないから、結局OKじゃね?という素晴らしくなげやりな結論に落ち着いた。

とはいえ、「いちゃいちゃしてるの!きゃー」ということすら発言してくれるな、という声があるのも事実ですので、こういうことすら自重しなきゃいけないんだな、と頭の片隅に入れときましょう。