僕の見ている風景がどこなのか知りたい

今まで書きそびれてた…というかなんて書いたらいいのかよくわかんなかったので、ずっとこの1週間毎朝毎晩なんどもリピートしてきました。というわけで「僕の見ている風景」感想を。

僕の見ている風景【通常盤】

僕の見ている風景【通常盤】


一言でいえば…いいアルバムだし捨て曲もない!いい仕事した!って感じだけど気分が晴れないのは期待値が高かっただけに…だけに…っていう。感想は辛口です。よく知りもしないのに偉そうなこと言ってると思います。こんなに辛口なのは国立に落ちた恨み言が含まれているからだと思うw個人的理由でサーセンね!



もはや初回盤が発表して数日で入手困難とかありえんくらい人気絶頂の嵐さんがアルバムを出すとなったらどうくるのかなーと思ってました。いやそらもう、ど真ん中バキーンとくるやつ、かましてくるんじゃないのかな、と思ってたのですよ。あと「空、高く」の完璧な祭りの後の切なさに、これが作れるならアルバムはこれに見合った祭りソングがどかんときたりするのか、とか。そもそも3年目の国立だし、今年もりまーかぼーとか、attack Itみたいな攻め曲が来たりするのか、と思えば。

全体的に地味だな〜、という印象が拭えない…。マイナーな旋律のものが多いし、もう少し周囲の流行りにのってゴリゴリクラブミュージックなものを多めに入れてもよかったのかな、と思うけど、マジカルソングとか、なぜ今その音をもってきた、というちょっと古くて新しくて…若干古いみたいなアプローチにも違和感。たとえばVの「READY?」みたいな大人の落ち着いたキラキラポップみたいのがわんさか出てくるんじゃないかと思ってたのですよ。「空、高く」がまさにそんな曲だったからです。

まぁこれはたぶん私の期待という名の妄想が膨らみすぎた結果の残念さなので仕方ない。

名実ともに日本のトップアイドルなのだから、もう少し「かましていくぜ!」的な音が欲しかったのは確か。女子アイドルは面白いことになってるし、韓国アイドルはどんどん流入してくるしで、まぁ敵ではないのかもしれませんが外を見ればうかうかしてられない状況で嵐にはもう一度くらい戦ってほしかったのは本音。3年前くらいから戦ってたのはわかってるけどもう一回お願い!みたいな。じゃあそれがどういう曲で現れるかっていうと、難しいんですけどね。TimeでいったらOh Yeahとか。

でも、たぶん流行りにのることも攻め曲もあえてやらなかったのかなと思う。確かにカツンもP様もVも、言わずもがな韓国アイドルも最近はゴリゴリに来るので、そこに嵐も乗っかってしまうのはNo.1としては歓迎されない。

期待値ゼロで聴いてたらたぶん絶賛してたと思います。確かに良曲そろいではあったし、構成もきれいに作られている。個人的にはアイドルのアルバムに全体の統一感とかコンセプトの強さはそこまで求めてないので「いい曲ごっそり袋詰め」で全然満足なのですが…。

他のアイドルが誰も通らない道を選んだ+嵐の売りである「地に足ついた」感じを表現するのであれば確かに今回の曲はこのタイミングで正解だったのかな、と思います。

まぁ、でもそろそろ嵐も西寺さんとか、ここにきてあえてCHOKKAKU先生とか、もしくはスマ先生でいうサカナクションみたいなびっくり人事をして完全な素材としての姿を見せてもいいのかなぁと思う、ていうか見たい。関係ないけどSMAPサカナクション曲ちょうよかった、ぶっとびました、てっきりヤスタカ曲のような流行りもの×SMAPのちぐはぐな感じになってるんじゃないかと思って。(相対性理論作曲はそうなってた…w、いやあれはあれで面白かったですけど)

僕の見ている風景」は、だからどこなのか?それは国立競技場の一番上から見下ろす新宿の高層ビル群なのだろうけど、なんだかすごく平熱でその光景を見ているのだろうなと思う。

曲ごとに感想を言うと、一曲目「movin'on」は…うーんたぶんこの曲のせいでなんとなく地味な印象になってしまうんだろうなと思います。コンサートでどう見せるんだろう?想像があんまりつかない感じ。
マダ上ヲ」への流れはすごく好き。
マダ上ヲ」で曲のタイトルの通り攻めてくるのかな…イントロがゴリゴリで流行りにのったか?と大生きやサビでラテン歌謡?ジャニお得意のあの感じが入ってきてほっとするというかガッカリというか。

T.A.B.O.Oはぎゃぁーーーーーってなるのを抑えられない、くやしい、櫻井がかっこよく見えるなんて!わたし疲れてるの?まさか櫻井に!嘘よそんなの!っていう乙女心といつも葛藤する。この曲コンサートでききたすぎるだろああ。

Come back to meはもう自分shigeo曲ならなんでもいいですあざっす!っていう感じなのではい今回もごちそうさまでしたって感じです。松本様ソロだからつくり込む演出になるんですかね。いいなぁ、みたいなぁ(また恨み言)

MagicalSongは…たぶんコンサートではかわいらしい相葉さんが拝めると思うのですが個人的には響かないごめん…これ藤井隆に歌って欲しい。むしろ相葉と並んで二人で踊って欲しい。そういえば相葉さんがユーロビートっていうからなぜか私は「相葉のいうユーロビートだからたぶんそれはきっとテクノで、もしかするとヤスタカ的な感じなのかも、ヴォコーダーまさきかも!」と勝手にわくてかしてたら全力でコケました。妄想乙だよ。

地味だ何だ言いながらやっぱいい曲多いよ、捨てるとこないなこのアルバム、と思う最筆頭がれっみだーんですね。田中直さん作曲はツボに入ることが多い。中丸ソロ2曲とか。これも好き。にのみやのおーるないろーうおうおが好き。

二宮ソロは…なんでこの人ソロなのにみんなで歌ったら楽しそうな曲もってくるかな!歌詞と歌い方にあふれる「ドヤ」感、さーいこーうでーす!二宮のいらっとするところは「どや」で見せたすべてが自分のツボのど真ん中にはまりまくること…なんだよ、これが二宮担という病だよ。「さがそうとするキミがかわいくて」で心の柔らかいところ乱暴にぎゅっとつかまれた気がしたのは私だけじゃないはずだよ!
だからいつもムカつくとかうわっ!ドヤきたー!とか言うんだよ。ごめんなさい、好きですかっこいいですすきすきちょう愛してる(棒読み)

SummerSplash!もうちょういいよね…これ聴いてるのに国立入れないとか拷問だよね…。もう恨みごとしか出ないぞこの曲!永遠のサマーソングリストにひとつ追加されました。

まぁ総じていうと、あれ、櫻井こんなにかっこよかったっけ…あれ、胸がどきどきするんだけど、なんかわたし疲れてるのかな?っていう感想です。