はじめてで…スゴかったの…(SHINeeが)

SHINee The 1stConcert "SHINee World"昼公演行ってきました。

韓国アイドルにはまだまだ距離をとっているほうではありまして、SHINee、一応手に入る音源は全部聞いたことあるけど毎日聴いてるわけじゃないしむしろ頻度低いし、そこまでメンバーの立ち位置、キャラなども限られた番組視聴と師匠と仰ぐ方のお話やブログでかいつまんで知ってるくらいのわたしが見た限りの感想を。

といっても、なんだかあのときの出来事が神話だったようにしか思えない。


ファーストコンだよ?世界初なんだよ?日本公演やってからソウル公演らしいよ!2時間くらいずっとグループとして歌い続けることがほぼなかったんじゃないかな?はじめての、はじめての単独コンサート。捧げられちゃいました。大切にいただきました。嵐だってHSJだってそんな時期はとうの昔だものね。


かいつまんで何が衝撃だったのかと申し上げますと、とりあえず、韓国アイドルがなんで日本語でみんなデビューしてくるのかわかった!






以下、すっごく基本的なところからの感想羅列。初心者なもんですみません。


◯人の誘導とかグッズ商売に関しては…こんなにやっつけでいいのか?と心配になった。グッズが…ロゴあしらっただけのデザインてなんだ…いつもジャケットのアートワークはいいのにこういうところで手を抜いてしまうのは残念。案の定グッズ列はガラガラでした。デザイン仕事してるからなんとなくわかるけどロゴちょっとデザインして…くらいだったら費用も日程もかからんしねぇそういう事情かね。


◯でもペンライトをチケットにつけてくれるのはうれしいよね。某事務所Jなんか毎回1000円以上のやつしれっと買わせますからねw会場のペンラ色が統一されるのはきれいだった。


◯そして電子チケットで入場は大混乱。殆どの人が入れないような大行列のまま開演時間が迫ってて、後ろに並んでた私はギリギリに入れました。電子だからちょっとの位置の違いでQRコード読めなかったりして手間取るんだよね。荷物検査もやってない気がする…。まぁ転売がむずかしいとかいろいろとメリットはあるんだろうけど。

そして代々木レベルだから規制退場しなくてもよかったんだろうけど知らないで原宿のほうの門から帰った人は大変だっただろうなと思う…。

以上でコンサート内容以外のところの愚痴おわり。本編は以下。




◯メインスクリーン(ちょっとちっちゃいかも?)に両側にサブモニタついてた。花道が会場3分の1まであって、会場の中心あたりまでY字に広がるステージ。フライングありーの、火花とともに登場ありーの、簡易ブランコありーの、花道だけムービングするステージありーの…
(ていうか実は代々木ってこの前のテゴマスでしか行ったことないんですが、あれがいかにゴテゴテなステージセットだったのをまざまざと感じた…)


◯わたしは2階の南側、遠いんだけどすぐ下にY字の先頭部分かたっぽがきてるところで見てたので細かい動きは終えず…。


◯セトリ、詳しいことはよくわかりませんが、メンバー紹介曲からスタート。ファーストコンだもんそりゃね!でも私みたいにこの曲知らなかった(聴いてたけどメンバーコール曲だって気づいてなかった)人もいたのかメンバーコールは少なかったような…ごめんねしゃいぬたん。


◯セトリはやっぱ耳残りのよい曲中心だった気がする。好きな曲(=サビが覚えやすい曲)は全部やってくれた。Love still goes onが来たときはひとり絶叫した。でも断然、やはり一体感が一番あるのが本編ラストの「Lucifer」。コール多し。

余談ですが韓国のアイドルのノリ方はジャ二よりも女の子のアイドルに近いと思った。歌いだす前に、年齢順でメンバーの名前で言っていき、最後にグループ名を叫んでアイドルが歌い出すパターンが多かった気が。あとソロパート歌い終えたあとにそのメンバーの名前コールしたりするとかね。振り付けはなかった(と思われる)。


◯本編ラストのLuciferまでは完璧に「ステージを見せる」に終始したライブだったのではないあかな、と。アリーナにいた子たちはファンサみたいなのされてたのかもしれないけど、2階から見る限りでは徹底して用意されたゴリゴリの曲たちを踊る、魅せるでがんばるSHINeeたちでした。MCはたまに韓国語がまじって、それを喋り終えた後に日本語の通訳さんが話し始めるスタイル。


◯そんでアンコールでメンバーカラー(?)みたいな全身統一色で登場。いや、こういうのJのほうで慣れてるけど、なんかTシャツと細身パンツだったから戦隊ヒーローみたいだったw おきぃはピンク。テミンは黄色。黄色ちゃんとピンクちゃんで選べなぁぁぁい♪状態がここに成立(ex:tgms)おにゅが緑で。。。あと誰が誰だったか…(ほんとすまん)

それまでが、がっつりスターであるSHINeeを魅せるのだとしたら、アンコールで思った以上に「ふつうのはしゃいじゃった若いオトコノコ」感を見せてくれて胸の中が爆発しそうな感じでかわゆかった…。テミンが笑顔を振りまきまくりながら、きゃいきゃい花道をダッシュしてってお客さんに手を振って、お兄さんのおにゅが微笑みながら追いかける的な…。


◯なんだか私も韓国のアイドルが日本語詞を歌うのはどうなんだろうと思ってたんだけど、この日、一曲だけほぼ日本語で歌ってくれた曲があって、それがなんかすごく胸が熱くなってしまった。そしてkeyの流暢な日本語のMC。彼らが発してる言葉の意味がダイレクトに伝わることの喜び。拙くてもそのひとことの意味が即座に分かる喜びって半端ないんだねぇ、それが自分が推してるアイドルだと。元歌詞のニュアンスから乖離しちゃってるとか、紋切型の挨拶しかしてないとか、そういう問題もあるのかもしれないけど、これを伝えるためにこの人達が日本語を覚えてくれたのか、と思うと言葉の壁って意外と厚いんだなって、そしてそれを超えてきてくれたことに素直に感動してしまった。

ハングル覚えたい。
(…流されやすい)


◯やっぱり曲の善し悪しに歌詞という要素がやはり必要なんだと、洋楽厨をやめてから気づいたですよ。わたしはGeeの日本語詞は大好きです。元歌詞の音の響きを引用しつつ、あのわけわからんハッピーな世界を展開できる日本語は素敵だと思う。たしかに最初聴いたときは「やっぱめちゃくちゃ気になる♪」とか言われてうっげーとか思ったんだけど。今は別物として聴く。「世界市場を狙う過程のひとつとして日本市場に出稼ぎにやってきた韓国の美女集団」がうたうアイドルソングとして、Gee日本版は日本のアイドルソングとしては最高だと思います。

ただし本国版も素晴らしい。ハングルにはハングルの発音の美しさがあるんだから。だから日本語詞とハングル詞はまた違う曲だと言えると思った。


◯ジョンヒョンに関してはぶっちゃけ顔も声も好きになれずにいつも「ジョンヒョン(笑)」しかつかなかったのですがあの日からジョン様と呼ばせていただくことにしました。足の怪我でジョン様は自由にひょいひょい動けないからって、椅子をつかったり裏道みたいなものを使ったりして、いろいろと見せ方を工夫してて、うまい具合にジョン様に見せ場がくるよう計算されていた演出はすごいと思う。なにより「はい、ジョン様出番ですよ!」ってところでしっかりとジョン様が雄叫びにも似たハイトーンな声を響かせるんだから、あぁこのひとは本当に「エース」なんだ、と思った。ジョン様かっこいいよ…。


あとアンコールでジョン様泣いちゃったんだよな…そりゃファーストコンサートだもんな…ということでもらい泣きしそうになった。



◯あとおにゅのうたごえはやっぱ素晴らしいな。やわらかくて伸びがある。ていうかバラードコーナーの子守唄の天使たちがマジで衝撃過ぎて、特に羽根生えたおにゅが…もう笑っていいのかすごいのかよくわかりませんでした。


◯ちなみに踊ってもカラダの芯がブレない、天使のような笑顔を振りまく、天使服を着たらもう本当に天界へお帰りになられるんじゃないかと思ったテミンはアイドルサイボーグなんじゃない、天使サイボーグなんだと思った。そんな天使は一番ステージでの動きがちょこまかしてて、なんかの曲でヘドバンしてるときもかっこよかったなぁ。ちょっと声かすれてるときもあったけどそういうのは今後鍛錬してけばいいので、これからも天使でいてくださいと思う。


◯しかし、わたしはいたるところで、そして何よりソロコーナーでおkeyに落ちた。完全に落ちた。おにゅペンなのかおきぃペンなのかどっちなんだろうか、とずっと考えてたけど私は完全にkeyペンになりました。

いっつもジャニーズの話しかしてないのでなんで私がkeyペンになったかをジャニヲタにわかりやすく説明すると…


●中丸の冷静さ、寡黙さ
●安田の「俺ファッション」つらぬきっぷり(ますだもか)
●増田のそこはかとない「自分のことが第一だからたまに他人に気が使えない感」
●増田のそこはかとない規格外感(スタイルより主に顔面)
●テゴマスの自分プロデュース力半端ない感


以上のような要素が彼に含まれるんですね。中丸、増田、手越はい全部大好き!=keyだいすき。はい、すみません素人が歪んだkey像持ってるだけかもしれん。純粋な韓国アイドルペンの方に石投げられそうで怖い。


まぁごたくを並べるよりも単純にkeyが好きです。あんまり笑わない。淡々とステージをこなしていく、卒がない「万能鍵」。だけど、たまに見せる笑顔がいい。日本語が流暢、そういう器用なところも大好き。そして自分のセンスを発揮しなさいと言われれば(ソロコーナーがそれだとすれば)あれだけのステージをプロデュースしちゃう二十歳前の男子。恐ろしい。


keyのソロはまっピンクであられちゃんサングラスかけたの80年代衣装で登場してf(x)のクリスタルちゃんと二人で寸劇混じりなダンスを披露しながら「My first kiss」を歌ってたんですよ。これが原曲。



原曲のPVより全然、keyのステージのほうがよかった。サビがフリコピが簡単にできるだっさい動きで構成されててね。たまんなくかっこいいよ、すごくわかってるこの曲の使い方。こんなエレクトロポップの使い方、この人しかできないと思った。見てない人には早くフジのBSのやつで絶対見て欲しいです。


そういえばゴシップ好きの友人から聞いたんだけど、ジェシカクリスタル姉妹はkeyと仲良いんだよね。


◯で、夜公演入った人から聞いたんですけど、夜はkeyが泣いちゃったんだよね…なんなんだろう。それ見てたら私も泣いてた。ジョン様が泣いた時もうっすら涙目だったけど、あの淡々としたkeyが泣くなんてねぇ!あー知りたい。どんな子なのかもっと知りたいよkeyくん。でもkeyくんを知るためには、まず一般的な韓国の若いオトコノコがどんな感じなのかを知るところからなんだよなぁ。

例えばあるじゃないですか、そういうモノサシ。増田が大学の後輩の男の子たちと同い年なのか!と思うとドキドキしてしまうようなそんな感覚です。そこらへん語れる人お待ちしております。


◯あ、そうだ、それで正式に?日本デビューらしいですね。すでにデビューっちゃデビューしてますが、どう出るんだろ?またコンサートあるといいな…。