ジャニーズ研究部第1回「ジャニーズとディスコ」行ってきた

行ってきたのは7月11日(月)のことです。


ジャニーズの楽曲をディスコ文化から捉えてみるという企画でした。お話の内容としては、スピーカーの3人が思うジャニーズディスコ5曲をそれぞれ選んでかけていくっていうもの。ディスコ文化とは何なのか、ジャニ楽曲のどんなところにディスコ文化が息づいているのか…などがお話の中心でした。


いろんなジャニ楽曲の元ネタ曲やルーツがわかって楽しかったなぁとは思うものの、「ジャニヲタ向けよくわかるディスコ講座」といった感じだったでしょうか…。ディスコ文化ってジャニ楽曲を語る上での要素の一部だったので、ジャニヲタ的にはジャニ楽曲ベースで語っているイベントのほうが楽しかったかもしれません。まぁどうせ00年代入ってからのジャニヲタだからあんまり古い時代に興味が持てなかっただけですね私が…。


以下気になった発言のみつらつらと。




・ディスコ文化から夜とセックスを抜いたのがジャニーズ

という意見がありましたが、これは言い得て妙だなぁと思いました。ジャニーズって世間的にはいわゆるイケメン集団ですが汎用的な「イケメン」を量産する事務所じゃないんですよね。汎用的なイケメンにはセックスの匂いがしてもいいんだけど、ジャニって男性なんだけど、みんなセックスが透けて見えないきがする。一部見えてる人もいるかもだけどwセックスのにおいがないというか去勢されている感というか。


今回のお話では、ディスコ文化には源流をたどればセクシャルマイノリティの人たちが現実を忘れて夜を楽しんだ退廃的な美しさ、ギラギラとした輝きがあるのですが、そっからセックスとか夜を抜いて「フィリー・ソウルのキラキラ感」(速水さん談)だけとってきてる音楽だということが言われてました。これはなんかわかるなぁと思ってます。


ジャニー喜多川はブレてない

そうだよ。ほんとそう。タレントの顔の系統からしても音楽からしてもミュージカルなど、すべてにおいて昔から変わらないことをやってるのがジャニーさん。確かに。


スターシステム / ディスコの匿名性

ディスコは4つ打ちのリズムがあれば、あとは上に何を載せてもOK。それゆえに楽曲の匿名性が高いというお話がありました。
匿名性と対義語で使われていたのが「スターシステム」。スターシステムに載せるべき人にはディスコ音楽を使ってない…それはマッチ。というお話があったような、なかったような。嵐以降で言ったら確かにスターシステムに誰も載せておらず、匿名性の高い曲が多いのかも…?


4つ打ち曲=匿名性が高い、という話なのであればぱすぽと女子流ちゃんをどう見るかとか気になる。


SMAP「ダイナマイト」の歌詞

「いいんじゃない 全部壊れても」って歌詞を震災の2年後に書いてる、…っていう話があったんですけどこれほんとしみじみすごいなぁと思います。
なにこの底なしの明るさ。ほんとに国民のアイドルだったんだな、今でもそうでしょうけど。