中学まではバンギャだったのに

13日のEAST。プラと氣志團の対バンも行ってきたので覚書。




・兎丸T無事買えました。


・プラはいつも通り「なんでワンマンでやらないんですかこんな名曲」なセトリ。しかもかなり豪華でした。煽りパートはのっけからゴーストかな?ヘイトにパペットにメランコ。全部盛りって感じでした。


・長谷川のいでたちが小さいライダース(?)、ワンピース、足首見せ短パン、ラバソ。足首の細さを魅せつけるスタイリングは長谷川の真骨頂だと思う。たぎった。


・出で立ちのせいか長谷川が何をしても北欧の森に住む天使にしか見えなかった。天使はたまに下手のモニター?みたいなところにちょこんとしゃがんで無表情で妖精を求める衆生を見下ろしておりました…。


・あと珍しく有村と長谷川ががっつり絡んでた感じ。あるむらさんが長谷川の小さな頭を鷲掴みにしたり、首に腕回したり。きゃあきゃあ言うところなんですが、どうも最近有村が長谷川さんの細い首に腕を回すとそのまま締め上げて「正…逃げて!」って感じになる。


氣志團はやっぱすごいんですよね…プラと氣志團それぞれ始まる前に変な寸劇が(ごめん)はさまるんだけど、そこでもうはきりと「氣志團なんて落ち目のバンド」って言っちゃってるんですよね…あぁ、思っても口に出さなかったことを…。まさかファンタのCMに出てる人がいるバンドが自分で「落ち目」って言うと思ってなかったからちょっと衝撃だった。いうてもそこまで落ちてないでしょ、という観客(というかわたし)の声に「いやいやいや落ちてるんです!落ち目なんです!」と押し付けるかのように寄り添ってくる。

そして…こういうとききっとプライドが許さないから早めにワンナイトカーニバルが来たりするのかなぁと思いきやラスト2曲目の一番盛り上がるタイミングで、そして最高に盛り上がらせる気迫でやるんですよワンナイトカーニバル。否が応にも楽しいよね。


しかもちょいちょい海月ネタ、プラネタを挟んでくるので、そこまで氣志團に興味がなかった海月(というかわたし)まで完全に終わったあと「氣志團サイコー」しか頭になかったよ。巧みだねぇすごいねぇ。


なんか…女の子のアイドルでよく言われる「がんばってる感」「ガチ感」をおじさんの体でやってるのが氣志團なのかなと思った。氣志團は人に愛されるために全力すぎる。媚びうりまくりだ!最高だ。



・そして人に愛されるための全力をなにひとつしてこなかったおじさんバンドプラスティックトゥリー。ですがプラトゥりのおじさんたちは愛されるためのことを無意識にやってのけるのですごい。


アンコールでバカになったのにを演奏する2バンド。ただし楽器は氣志團が。メインボーカルの二人はマイクを持って歌う。じゃあドラムとベースとギターのおじさんは?何をするかって手持ち無沙汰になるだけだ…。楽器を持たずにいるプラトゥりのみなさんは本当に、ただステージの上で舞い踊る妖精おじさんたちでした。特に明がもう今にも帰りたいようにステージの一番はしっこで小さく猫パンチする姿とか…けそけそもこういうときに出たがりスターを発揮できずに、ドラムのそばで小さくまとまって、まるでぶりっこのようににゃんにゃん猫ぱんち☆長谷川さんはこういうときに一番ノリノリ。


すごい。ほんと。海月やって7、8年になりますがこんなプラトゥり見たのはじめてだよ!