11.15川崎薔薇革命 〜love holic〜

前回記事にお星様ありがとうございます。ほんと…手放しで礼賛しているヲタほど信用のない人はいないなとわかっていながらどんどん信用ならないことを言っていきたいと思います。


11.15は川崎にてSexyZoneの紅薔薇大革命もといデビューイベントがありましたので感想を書き連ねておきますね。なんせ明日も握手会だしね…。怒涛過ぎてコワイヨ




開演前までは時系列に沿って。


■14:45 
川崎到着、CDはゼロ分で購入。7000番台前半。


■15:15 
ご飯買って立ち位置きめるためにうろうろ。2F、3Fは結構場所取りされてて割りこめない雰囲気。その上、地上で薔薇が配布されたので降りてきて、上手で待機しました。


■17:30
巨大ビジョンにPV流れたり、セクゾン巨大ポスターがステージに吊るされたりするたびにジャニヲタ歓喜の声。めざましの愛ちゃんが取材してるときに、後ろからの押しが激しくて怖かった…。

つーこさん登場。ヲタへの前説。「デビューイベントは誰にでも人生で一度きりしかないです」という言葉にすごい瞬間に立ち会ってるんだと実感。そして「応援に必要だから練習しましょう」というような感じでつーこさんと「セクシーゾーン!セクシーゾーン!」とコールの練習。ほんとつーこのC&R能力半端ねぇな…!



■18:00 イベント開始
※全然レポになっていないのであしからず


・ものすごい量の白煙につつまれてウテナ衣装を見にまとったセクゾンちゃんが登場。やっぱりまとっているキラキラが常人のソレとは違う。位置的には渋谷AXの中間よりやや後ろで見てるくらいの距離感だったかな…。


・聡ちゃまは自己紹介のときに手をおでこのほうにやって「ねっ☆」て決めポーズをしていた。たぶん自分のショタぶりを武器にし始めたのだ…怖い。成長著しい聡ちゃまほんと怖い。でも残念ながらあと1年くらいであなたのショタ期間は終わると思うので早くその武器を捨てなさい!


・しょりたんが安定感のあるキャラの薄さでいいです。最近見てると緊張は解けてきたのかなと思うけど、それでも静かな地味センター。いいよしょりたんセンターの鑑だよ。しかし「そうですね、熱気が熱いです!」とのたまっていたのを見て「馬鹿キャラが露呈か…?」と思いました。

・マリたんは相変わらず何いってるかわからん子でした…。バレーのドイツ戦があるけどこっちの手(左手)がドイツを応援したがるのでこっちの手(右手)でそれを止める…とかなんとか言ってる。まぁ何言っても凶悪にかわいいのでいいんですけどね。


・健人くんは片方の髪を耳にかけていて、麗しさが3割増しでした。ステージの後ろの2F、つまり歌い踊るセクゾンが全然見えない位置にいるヲタに向かって、ステージギリギリまで歩いて行ってファンサする。あのね、これやると思ったの…!絶対やると思ったの…!健人くんがこういうの見逃すはずないって。


・SexyZoneを歌って、軽めにトークして、最後にファンの皆様メッセージをどうぞ、というところでキクチくんが「歌にメッセージを込めたいと思います!」とWith you開始。With youの盛り上がり凄まじい。この曲っていったいどんな立ち位置になるんだろうと思いました。個人的にはこれはデビューユニと思われる有象無象のジュニアが集まって歌うからこそ眩しい曲だったのではないかと思ってるので(というかデビューユニよりも言ってみればデビュー候補生のほうが何倍もある意味ヲタを魅了する存在だと思う)デビューしてしまったセクゾンちゃんがこの曲を独り占めするのはいかがなものかなーと思っているのですが…どうなんでしょうか。個人的には、ノンタイアップで初めて与えられた「Knock! Knock! Knock!」のほうがセクゾンには大事な曲だと思います。なにせWe're SexyZoneて言ってるからね。

でもサマリー大阪でセンターに立ってドーム我が物顔で歌ってた健人くんが、グループの一員、しかもセンターでない場所で歌ってるその姿に興奮しました。センターに立てない健人くんて、なんて残酷で美しい!


・ そしてWith youから怒涛の勢いでSexyZoneに突入。つーこが前説で「せくしーぞーん!せくしーぞーん!」とヲタに連呼させてたけどそれがこの間奏で役立つことに。健人くんが「せくしー!」っていうと、ヲタがそこで「せくしー!」て続く。「せくしーぞーん!」「せくしーぞーん!」とやるのかと思ったけど結局「せくしー!」「せくしー!」というC&Rになった…ヲタが1万2千人集まってセクシーコールってなんだこの世界。


・この日のSexyZoneはすごかった。なんか健人くんがめちゃくちゃ楽しそうなのがひとつひとつの動きでわかる。「健人くんらしからぬ笑顔があった、口を開けて大笑いしてた」というレポを見ましたが、残念ながら私はその笑顔を目撃してない。でもやっぱりあのとき、いつもと少し違った喜び方をしている、というのは伝わってきた。アイドルだから、お客さんに注目されるから笑顔を見せるというのがいつもの健人くんだったと思う。健人くんの笑顔はいつも見ている人ありきのもので、見ている人を喜ばせることが自分の喜びでもあるのだと思う。

でもこの日の健人くんは自分自身の身の上に起こったできごとに心底楽しんでいるように見えた。夢見たデビューの日の今この瞬間。そのはしゃぎっぷりはただの男子高生だった。


・きくちくんも言わずもがなただの男子高生だった。それはもう文化祭の後夜祭を終えて近くの繁華街のカラオケに二次会と称して繰り出す姿を彷彿とさせるくらいの勢いで男子高生だった。そんな素人男子高生感満載のふまたんがその高ぶったテンションのままで「握手会やります!」発言をしたことにすごく興奮した。素敵な言葉だった。かっこよかった。

そもそもポスターだけ別っていうのが接触イベを匂わせていたし、朝の係員さんがお渡し会とか言ってたという噂もあったので、少なからず何かしらの接触イベントは予定されていたのかもしれない。でも、菊池くんの言い方が心底「高まったテンションで思わず口がすべった」感じで、それは演技にしては出来すぎていたのでそこだけでもありがたくおたくは宝物として受け取ります。


・そして混乱の中、30分後くらいに握手会スタート。ステージの前あたりで5人が待機してそこにヲタが高速に流れこむ。下3人は8時までだったから「早く早く!」と急かすスタッフ。「握手は右手ですよ!」と急かすスタッフ。小走りで右手を差し出すヲタたち。ベルトコンベアーでしかない…。

勝利、聡、ふうま、マリウス、健人の順番で、正直勝利聡はあまり覚えてない。勝利君はこっち見てくれてたのかもしれないけど私がたぶん手のほうを見てた。聡ちゃまもお互い観る暇なし。ふまたんなんて、こっち見てなくて横顔しか見れてなかったかも。(でも頬にニキビあとがたくさんあって…あぁこの人実在するんだ…と思った)マリウスはもはや覚えていません。

メンバーがどうだったのかは覚えてなかったけど、印象として4人の前を過ぎるときは彼らは「心ここにあらず状態」で手を触るだけみたいな握手になり少し悲しくなったのは覚えてる…。*1


ただ、健人くんと握手したときはがっちり握ってばっちり健人くんのほうを見たら、向こうもこっちと目を合わせてにこっとしてくれた。単に私が健人くんだけは…!と気合を入れて目を見たからかもしれないけど。後から考えたら健人うちわ持ってたからかもしれないけど。びっくりするほどそれだけで満たされた気分でした。


まっすーにファンサされたときはアイドルであるまっすーと自分の間に途方も無い距離を感じて幸せとともに絶望を感じてしまった面倒くさいヲタなのですが、神格化している健人くんと握手だなんて、それは触れてはならないものに触れるようで、自分の根幹を揺るがすことになるに違いないと思ってたのに。健人くんと握手しても健人くんは神様のままでした。むしろよりいっそう自分の中で強靭なアイドルになっていた。すごい。健人くんは健人くんのままで現実に目の前にいてくれた、これがすごかった。


まぁ私のひとつうしろの友達は健人くんと目が合わなかったそうなので、ああいうのは全部タイミングだったのかなと思います。もっと他の人のレポみてると、もっとみんなゆっくりヲタを見てくれたり、短く会話出来たりした人もいたみたいですね。



そうして握手会が終了。ぽけーっとしたままポスター受け取って、その後友達とごはんへ。ツイッター見たらQLAPの「ラブホリック先輩」が流れてきたので本当に中島健人くんすごい、はかりしれないと思いました。裏切らないどころか常に想像の斜め上をいく。担当しがいがありすぎて震えるよ…。後世につたえたい名言なのでかいときますね。

「実は僕、ラブホリックなんですよ(笑)。ラブストーリーが大好きで、もう夢中ですね。現実の僕の恋人はファンのみなさんですから、特定の子との恋はラブストーリーを通して疑似体験してるのかもしれない」
(QLAP 2011年12月号)


僕の恋人はファンのみなさんですと、この2011年に照れもせずに公言する中島健人(17)。
ラブホリックという横文字がいきなり飛び出す言語感覚を持った中島健人(17)。


中島健人を神格化する所以はこういうところにあると思っています。完璧。完璧すぎる。完璧すぎて気持ち悪い。気持ち悪い。いっそ笑える。この絶妙なグラデーション。言ってしまえば気持ち悪いんです健人くんは。でもその強靭な美しさとアイドルオーラで、力技で私に最終的に「かっこいい」をもたらしてくれる。強引さが好きです。健人くんデビューおめでとう。

*1:エビ中とハイタッチしたときぁぃぁぃがこんな感じで心ここにあらずで悲しかったのを覚えています。が、ぁぃぁぃはエビ中の中でも握手会での対応ピカイチなので、心ここにあらずだったからといってその人が握手に疲れていたということにはならないんだな…と思う。思うことにしている。