中島健人について
メモ程度に。
二宮→増田→中島健人って順番でジャニーズを担降りしてきたのですが、それを「エリートアイドル担ですね」と人に言われて気づきました。確かに。私はそれをアイドルとして振舞うことの「エリート」という意味だと解釈してます。
でも中島健人だけは少し違うと思っていて、世の中に、取り急ぎジャニーズ限定で考えると私は「アイドルを演じるその姿でアイドルたりえる人」と「そこにいるだけでアイドルな人」と二人いると思ってます。アイドルやってます！って意識的に自己言及することでアイドルたりえている前者をメタアイドルだとしたら、後者はアイドル。
で、誰をこの２つのカテゴリのどちらに分類するかは各個人の見方によるかもしれませんが、前者の例だと櫻井翔とか北山のみっくんとかだと思ってます。そして増田と二宮はこっちに入るんだと思ってます。
どこかしら”アイドルでない「彼」”を意識的／無意識的に出す一方でそれでもアイドルとして頑張る姿を見せるのがメタアイドル。
じゃアイドルって誰なのかって、これも個人さまざまな意見があるかもしれないけど私は仁亀とかやまちねとか山Pとかなのかなって思います。特に赤西仁が。ステージの上に立ったときのモンスター級の存在感という意味で。頑張る姿とはまた別のところで「この人アイドルだ！」って思わせている。気がする。
で、健人先輩は本質的に後者の、メタじゃないほうのアイドルだと思います。仮に中島健人が今みたいな「女子くどきセリフ言いたいぞ☆」キャラじゃなかったとしても、どんな性格だったとしても彼がステージに上がるときに見せる顔が変わらないなら、きっとただのアイドルにしかならないはず。
でも健人はアイドルである自分に自己言及し続けてるんですよね。だって女子口説きセリフ乱発キャラに敢えて自分を向かわせてることとか。インタビューでも散々自分がいかにアイドルという仕事を頑張っているか、について触れたりして。だから姿勢が二宮とか増田と変わらないメタアイドル的な取り組み方。
普通にしてればそれだけでアイドルなのに、そっからメタ方向へと走って行っちゃう。*1健人が結婚対象にも入らないと件の明星で宣言した年上アラサーヲタとしては、そういうところが意味不明だから、ずっと目で追ってたくなるのかもね。と思いました。
